今回は「仕事が辛い人」をテーマにお話していきます。
現在こんな悩みありませんか?
- 仕事が辛くて仕方がない
- ここ最近、仕事のストレスがヤバい
- 精神的にも限界かもしれない
本当は今スグにでも辞めたいのに、将来のこととか、周囲の目だとかを気にしすぎるあまり、ついつい嫌な仕事を無理して続けてしまうなんてことも…。
リョウ
ですが、辛い仕事を長期間続けていると、確実に精神が蝕まれていき、最終的に心を病んでしまうケースがあるのです。
僕も新卒で入った職場で同じような経験があります。
- 日々のパワハラの連続。
- 仕事をまともに教えてくれない上司
- 仕事を教えてくれないのに、ミスすると鬼のように罵声を受ける
こんな生活を送っているうちに、精神的ストレスのせいで夜も眠れなくなってしまい、毎日の睡眠時間が1時間以下という日々が続いていきました。
リョウ
そう思って仕事を辞めたのですが、時すでに遅し。
再就職するまでに3ヶ月以上、部屋に引きこもった状態の生活を送るほど、精神的ダメージを負っていたのです。
おそらく、この記事を読んでくれているあなたも同じような経験をされてきているかと思います。
ここでは、過去の僕のように仕事が辛くてどうしようもない人が、精神的ストレスに押しつぶされてしまう前に現状を打破する術(すべ)をご紹介していきます。
過去に実際、仕事のせいで心を病んでしまった僕だからこそ、僕はあなたの苦しみが分かると思っています。
この記事が、あなたの心にスッと寄り添うことが出来れば幸いです…。
目次
あなたが「仕事が精神的に辛い」と感じてしまう理由とは?
あなたが「仕事をするのが精神的に辛い」と感じてしまう理由とは、一体何でしょう?
仕事が辛いと感じる原因は人それぞれでしょうが、大体下記の3つのストレスに当てはまるかと思います。
- 人間関係からのストレス
- 長時間労働によるストレス
- 努力しても「対価」が貰えないことによるストレス
この3つのストレスのうち、どれかに当てはまる人がほとんどです。
これらのうちどれか一つ、または複合したものがストレスとしてあなたの心が病んでしまう原因の『タネ』を作っていきます。
この『タネ』は、はじめはすっごく小さいので自分でも見落としてしまいがちですが、放っておくのはとても厄介です。
徐々にあなたのカラダの中にあるエネルギーを吸い取っていき、心を蝕んでいきます。
リョウ
そうならない為にも、仕事が辛いと感じる「3つのストレス」について、今一度ここで確認しておきましょう。
パワハラや上司のイビリなど。人間関係のストレスは最大の敵
仕事が辛いと感じる一番の原因は、ズバリ人間関係です。
パワハラや上司のイビリなどの、人間関係のストレスは、あなたのメンタルを確実に削り取ってきます…。
「こんな仕事もできないのか!」
「役立たずのノロマ!グズ!」
「お前がいない方が仕事が捗る!」
「辞めろ!!今すぐ仕事を辞めろ!!!」
これは実際に僕がパワハラ上司に言われてきた言葉です。
薄給激務のブラック企業だとしても「人間関係」さえ良好であれば、何とか耐えていたかもしれません。
ですが、職場でのパワハラやイジメは「耐えろ」って言われても耐えられるものではありません。確実にあなたの精神をぶっ壊しにかかってきます。
毎日12時間以上、上司からひたすら罵声を受ける日々…。
毎朝「今日も一日怒られに行かなくちゃいけないのか…」って考えると、いっそのこと電車にダイブして死んでしまった方が楽なのではないかと考えはじめます。
リョウ
と、頑張ってきた僕も限界がきてしまい、精神をぶっ壊してしまいました。
…文章に書き起こしているだけでツラくなってきたので、次へ移ります。
残業アンド残業の毎日…。長時間労働によるストレス
度重なる残業の日々によって、仕事が辛く感じる精神的ストレスを受けます。
毎日朝早く出勤して、夜遅くに帰る生活…。
遅くまで空いている近所のスーパーで、半額お惣菜と明日の朝食用の食パンを購入して家路につきます。
毎日の残業生活のせいで、休日遊びに出かける体力も残ってないので、休みの日は一日中布団の中。
ポチポチとスマホゲームや、YouTubeの動画を見ながら布団でゴロゴロしていると、外から『夕焼けチャイム』が流れてくるのを確認します。
リョウ
そう呟きながら、自分の不甲斐なさになんだか泣けてきて、涙がぽろぽろ止まらなくなってしまう…。
もし、あなたが現在こんな状態でしたら、それは精神的ストレスの限界がきているサインの可能性が非常に高いので、一刻も早い対処が必要です。
仕事を頑張ってもお給料が上がらないことによるストレス
いくら辛い仕事をこなしても、お給料が上がらなければ、次第に精神的ストレスへと変わっていってしまいます。
- どうしてこんなに頑張ってるのに、給料が上がらないんだ…。
- 毎月の奨学金返済がキツくて、生活するだけでも精一杯…。
- 生活するのがやっとで、毎月の貯金なんて出来ない状況が続く…。
辛い仕事を頑張っても、ちゃんとした『対価』が貰えないと、不満が募ってストレスへと変貌します。
お金がない「貧困な生活」を続けていくと、次第にココロまで貧しくなってしまいます。
ココロまで貧しくなってしまう前に、現状を打破する方法をしっかりと見つめ直してみる必要性があります。
精神的にズタボロになる前に、ひと休みするのも大事
少しでも「仕事が辛い」と感じて、精神的ストレスを感じるようでしたら一度キチンとした「休み」を取るのも大事です。
- 仕事に行こうとすると吐き気が止まらなくなる
- 突然涙が止まらなくなることがある
- 「仕事辞めたい」「死にたい」が口ぐせになっている
もしこんな症状が頻繁に出ているのでしたら、今すぐ仕事を休みましょう。
これらは、あなたから発せられる危険信号のサインです。
このまま放っておくと、最悪の場合、うつ病などの精神疾患に至ってしまうケースがあります。
仕事が辛いときに、ひと休みできる息抜き方法や、休みを取ってするべきことをまとめてみました。
平日の昼間に外出!プラプラとお散歩してみる
辛い仕事から解放されて、お日様をしっかりと浴びながらお散歩をすると、精神的ストレスも発散されます。
普段だったら仕事をしている時間に、プラプラと外出してみると、かなり新鮮な風景を味わえることでしょう。
- 平日でも意外と仕事していない大人って多いんだなぁ〜
- こんなところに新しくイタリアンのお店が出来ていたのか〜
- 平日の昼間がこんなにポカポカしてて心地いいなんて知らなかった〜
普段仕事漬けの毎日を送っていると、こういう『何気ない日常』を忘れてしまっています。
お日様のあたたかさと、都会の喧騒から離れた平凡な日常を送って、辛い仕事のことなんてスッキリ忘れちゃいましょう。
傷心旅行に行って辛いこと全部忘れちゃおう!
「仕事が辛い」という状態から一刻も早く抜け出すには、仕事を休んで傷心旅行に行ってみるのもアリです。
心に負った深い傷を、旅行で癒してもらいましょう。
オススメの旅行先は、マイナスイオンと大自然の「癒し」がもらえる屋久島や、日光など。
沖縄やグアムといった南国に行くのも良い気分転換になっておすすめです。
梅雨時の鎌倉のあじさいはすごく綺麗なのでオススメですし、紅葉シーズンの高尾山なんてのも見どころ満載ですよ。
不眠症や吐き気がひどい場合は、今すぐ病院へ
辛い仕事のせいで、精神的ストレスを負ってしまったあなたのカラダは、見えないところでかなりのダメージを負っていることでしょう。
もし、不眠症でずっと眠れていなかったり、ひどい吐き気があるのでしたら、今すぐにでも病院(心療内科・精神科・神経科など)に行くべきです。
病院にて「うつ病かどうか」などの診断をしてもらえますし、仕事を休んだ方が良いとお医者さんから直々に判断されるかもしれません。
リョウ
『うつ病の診断書』をもらうことで、あなたの周囲の人たちも「ことの重大さ」に気付くでしょうし、何よりあなた自身が精神的にラクになるかと思います。
どうしても精神的に辛いのなら今すぐに仕事を辞めるべき
長期に渡り「仕事が辛い」状態が続くようでしたら、いっそのこと今の仕事をキッパリ辞めてしまうべきです。
でも最低3年は続けないとダメだってよく聞くし…
次の仕事先がすぐに見つかるか不安…
また人間関係で悩まされたらどうしよう…
なんて考えてしまうかもしれませんが、実際には何とかなってしまうものです。
それよりも、今のあなたの精神を蝕む『諸悪の根源』である職場から、一秒でも早い脱出のことだけを考えてください。
先ほどもお話しましたが、僕は過去に上司からの嫌がらせやパワハラを受けて、社会に出るのが怖くなってしまい「引きこもり状態」になってしまいました。
☞元引きこもりニートの僕が「働くのが怖い」を克服し就職するまでにとった行動とは?

この時本当はもっと早く職場を辞めたかったのですが、両親に相談したら
「せっかく入ったんだから、最低でも3年は勤めないとダメだ!」
って言われて、いち早く辞めることが出来ませんでした。
その結果、不眠症の状態はさらに悪化して、自律神経がやられてしまい、引きこもりニートと化してしまいました…。
辛い仕事でもガマンして続けるのが美徳だっていう価値観が、日本にはありますが、僕から言わせると「そんな価値観なんてクソだ!」です。
自分のカラダのことは、自分じゃないと分りません。
もしも、あなたがどうしても仕事を辞めたくて仕方がないのでしたら、他人の意見なんて聞かないで良いので、今すぐにでも辞めてください。
あなたを守れるのは、あなたしかいないのです。
仕事を辞めても意外と生きていける
「会社を辞めます」と上司や同僚に伝えると、必ずと言っていいほど言われるのが「仕事辞めてこの先どうするの?」です。
ホントに余計なお世話だなと思いますが、必ずと言っていいほど聞かれます。
そして、上司が納得出来ない回答だったりすると「お前なんて他所の会社じゃ通用しないぞ」なんてことを言ってくるのです。
- 3年続かないようなヤツが他で通用すると思うか?
- どうせまたすぐに辞めるんだろ?
- こんなにいい会社、他にはないぞ?
- そんな甘い考えで、他の会社で通用すると思うなよ
ぶっちゃけますと、上司たちが言うこれらの言葉は全てウソです。
よくよく考えてみて下さい。あなたに対して「他の会社じゃ通用しない」と言っている上司や同僚は、いったいどれだけの転職を重ねて、他所の会社を見てきていると思いますか?
まったく転職したことのない人がほとんどで、良くて1〜2回の転職経験くらいでしょう。
そんな人間が「この会社よりいい場所なんてないぞ」なんて言ったって、まったく説得力がないですよね。
その会社しか知らない上司や先輩が「お前なんてよその会社に行っても通用しない」とか「この会社でやっていければどこででもやっていける」と言うのは、高校生が「カップラーメン最高だよな。一流シェフが作ったフランス料理より上だわ。食ったことねえけど」と言うようなものなので、聞き流すのが吉。
— たられば (@tarareba722) 2017年5月29日
あと「お前は他所の会社じゃ通用しない」って言ってくる会社はだいたいブラックです。
妥協して会社に残っても、コキ使われるだけですので、今すぐ転職サイトを開きましょう。
まとめ:「仕事が辛い」状態は逆にチャンスかもしれない
「仕事が辛い。精神的にもう限界…」
それでも、毎日会社へ向かうあなたは、頑張り屋さんでとても芯の強い人間です。
ですが、そういったマジメで頑張り屋さんのあなたは、人一倍のストレスを抱えて生活をしているのです。
底の深いバケツでも、水を注ぎ続けていたら、いつかは水が溢れてしまいます。
あなたの「心の声」にしっかりと耳を傾けて、仕事が辛いと感じる現状をキチンと受け止めてあげてください。
それは、決して甘えなんかじゃありません。
あなたの心の中で起こっている現状をしっかりと受け止めることが出来たとき、あなたは前よりずっと「強い人間」に生まれ変わっていることでしょう。
辛いことは、キチンと「辛いから助けて!」と言える強い人間になって下さい。
「辛い」じゃなくて「幸せ」だって思える人生が、あなたに訪れてくれることを心から願ってます。